続けろ
そういえば、以前カスピ海ヨーグルトというのが流行った。たぶん、今でもあるんだろうと思うが。
流行った当時、うちの母親が知り合いから種をもらってきて作り始めた。
それ以来、わたしはほぼ毎日のようにカスピ海ヨーグルトを食べている。というか、飲んでいる。
ほぼ毎朝、マグカップに4分の1ほどヨーグルトを入れ、牛乳で割ってゴクゴク飲む。
何年続いているのかわからない。
わたしの人生でこれほど長く続いている習慣って、あとは生きていることぐらいかもしれない。
はなしは変わるが、世の中には数多くの「成功本」「夢実現本」が存在する。
いろいろな人がいろいろな手法を使った「成功するためのノウハウ」や「夢を実現するためのノウハウ」を教えてくれている。
「なるほどもっともだ」と思えるようなことが書いてある本もあるし、「いや、そりゃ無理だろ」と思えるようなことが書いてある本もある。
成功や夢実現のための手法はいろいろだが、中に共通して書かれていることがある。
「続けろ」
ということだ。
まあ、こんな書き方をしている本はまずないが「一回だけこれをやれば成功への道は開ける」とか「この本に書いてあることは別にやらなくても夢は実現する」と書いてる本もまずない。基本的には「続けなさい」と書いてある。
つまり、成功にしろ夢実現にしろ、続けることがすべての基本なんだ、ということだ。
考えようによっちゃぁ、成功するまでやめなきゃいい、ってことでもあるんだが。
問題は「それ」を続けたことと「成功した」ことの間に、どれだけの因果関係があるのか、ということだ。
もしかしたら、その何かを続けなかったとしても成功していたかも知れないのだから、「それ」を続けていたから成功した、と言い切っていいものかどうか、疑問は残るんじゃないだろうか。
さて、またまたはなしは変わるが、かつてわたしは花粉症だった。
花粉症という呼び名が市民権を得るよりも前からの、筋金入りの花粉症だった。
春先ともなればくしゃみ鼻水目のかゆみに苦しみ、だからといって薬を飲めば鼻水の代わりに鼻血が出てくる始末だった。
まあ、昔のはなしだ。今ではもう花粉症の症状はほとんどない。
これがカスピ海ヨーグルトを「続けた」結果「成功した」ということになるのかどうかは、わからない。
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